バドミントン男子シングルスで元世界ランキング1位の桃田賢斗(29=NNT東日本)が18日、都内で会見を開き、国別対抗戦「トマス杯」(27日から、中国・成都)を最後に日本代表を引退すると発表。世界ランク1位のビクトル・アクセルセン(30=デンマーク)が感謝の気持ちを述べた。

 アクセルセンは公式X(旧ツイッター)に「ハッピー リタイアメント!」と投稿。「君には何度も負けたけど、コートをともにできたことは、本当にうれしかった。君のような実力のある選手と戦えて本当に幸運だ。何度も僕をもっと頑張るよう押し上げてくれたし、たくさんのファンや世界中の子供たちにラケットを手に取るよう促してくれたことも知っているよ。今後の活躍を祈り、すばらしいキャリアを築きますように。トマス杯で会おう」と記した。

 アクセルセンは東京五輪金メダリストで、世界選手権も2度制覇しているスター選手。対戦成績では桃田が14勝、アクセルセンが3勝と差がある。